Claude Codeのプランモードの使い方|/planで計画を承認する手順

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📅 公開日: 2026年10月3日

大きめの修正をClaude Codeに頼んだら、意図しないファイルまで書き換えられていた。そんな経験があると、頼む前に「まず方針だけ見せてほしい」と思うものです。公式ドキュメントには、そのための機能として、Claudeが調査と提案だけを行い、承認するまでソースを編集しない「プランモード」が用意されています(Choose a permission mode)。

結論から言うと、プランモードは「入り方」「計画の承認画面での選び方」「既定にするかどうか」の3点を押さえれば迷わず使えます。入り方はShift+Tab、1回だけなら/plan、起動時ならclaude --permission-mode planです。本記事では、公式ドキュメントに書かれている挙動だけを使い、承認後に何が変わるか、既定の設定方法、セッション再開時の扱いまで順番に整理します。仮の例として、ある設定ファイルの整理を頼む場面を通しで追いかけます。

目次

プランモードとは何か|編集せずに調べて提案するモード

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プランモードとは、Claude Codeが調査と計画の作成だけを行い、あなたが計画を承認するまでソースを編集しない権限モードのことです。

公式ドキュメントによると、プランモードのClaudeはファイルを読み、調査のためにシェルコマンドを実行し、計画を書きますが、ソースは編集しません(Choose a permission mode)。ただし、バイパス権限が使えるインタラクティブなターミナルセッションでは扱いが異なり、そこでは計画の承認前でも編集がブロックされるとは限らないと書かれています。通常の使い方では「承認するまで編集されない」と理解して差し支えありませんが、バイパス権限を有効にして起動している場合だけは例外がある点を覚えておいてください。

プランモードは、公式が示す権限モード6種類のうちの1つです。表にすると、他のモードとの位置づけが分かりやすくなります。

モード 確認なしで実行されること 向いている場面
default(Manual) 読み取りのみ すべての操作を自分で確認したい作業
acceptEdits 読み取り、ファイル編集、mkdirやmvなどの基本的なファイル操作 見直しながらコードを反復する作業
plan 読み取り。自動モードが使える場合は分類器が承認したコマンドも 変更前にコードベースを調べたい場面
auto すべて(バックグラウンドの安全確認つき) 長い作業、確認の手間を減らしたい場面
dontAsk 読み取りと事前承認済みのツール 制限のかかったCIやスクリプト
bypassPermissions すべて 隔離されたコンテナやVMのみ

この表は公式ドキュメントの「Available modes」の内容を要約したものです(Choose a permission mode)。権限ルールそのものの書き方は別の話題なので、permissions.allowなどの設定を知りたい場合はClaude Codeの権限設定(permissions)の使い方を先に見ると全体像がつながります。

プランモードへの入り方|Shift+Tab・/plan・起動オプションの3通り

プランモードへの入り方とは、実行中に切り替える方法と、起動時に指定する方法の違いを指し、公式ドキュメントでは3通りが示されています。

公式ドキュメントでは、プランモードに入る方法としてShift+Tab、1回分のプロンプトの先頭に/planを付ける方法、CLIからの起動時指定の3つが挙げられています(Choose a permission mode)。起動時指定は次のとおりです。

claude --permission-mode plan

同じ内容は、よくある作業手順をまとめたページにも載っています。そこでは、ディスクに触れる前に確認したい変更にはプランモードを使うこと、プランモード中はステータスバーに⏸ plan mode onと表示されることが書かれています(Common workflows)。

入り方 操作 効く範囲の考え方
実行中に切り替える Shift+Tabを押してステータスバーが⏸ plan mode onになるまで循環 以降のやり取り全体
1回だけ使う プロンプトの先頭に/planを付ける その1回のプロンプト
起動時に指定する claude --permission-mode plan そのセッションの開始時点から

表の「効く範囲」は、公式の記述を読み取りやすく言い換えたものです。/planについては、計画を承認したあとに再び計画したいとき、Shift+Tabで戻るか次のプロンプトの先頭に/planを付ければよいと公式に書かれています。計画を承認せずにプランモードから出たいときは、もう一度Shift+Tabを押します。

仮の例として、設定ファイルの整理を頼む場面を考えます。いきなり「整理して」と頼むのではなく、/planを付けて「設定ファイルの重複項目を整理したい。どのファイルをどう変えるか計画を出して」と頼めば、その1回だけ計画づくりに集中させられます。

Shift+Tabで切り替わる順番と、ステータスバーの見分け方

公式ドキュメントによると、CLIでShift+Tabを押すと権限モードが循環し、default(Manual)からacceptEdits、planと進んで、またdefaultに戻ります。自動モードから最初に押すとdefaultに切り替わり、そこから上記の循環に入ります(Choose a permission mode)。ステータスバーの表示は、Manualが灰色の⏸ manual mode on、acceptEditsが⏵⏵ accept edits on、planが⏸ plan mode on、autoが⏵⏵ auto mode onです。

この循環にすべてのモードが入るわけではありません。公式では、次のように説明されています。

  • autoは、自動モードが使える状況でだけ循環に現れる
  • bypassPermissionsは、--permission-mode bypassPermissionsや--dangerously-skip-permissionsなどで起動したあとに現れる
  • dontAskは循環に現れず、--permission-mode dontAskで指定する

有効にした任意のモードはplanのあとに入り、bypassPermissionsが先、autoが最後になると書かれています。つまり、両方が有効な環境では、planのあとにbypassPermissionsを通ってからautoに着くため、Shift+Tabを押し続けて意図せずバイパスのモードに切り替えてしまわないよう、押した回数よりもステータスバーの表示を見て確認する習慣が役立ちます。

VS Codeでは、プロンプトボックス下部のモード表示をクリックして切り替えます。表示名は、Manualがdefault、Edit automaticallyがacceptEdits、Planがplanに対応します。デスクトップアプリではCodeタブの送信ボタン横にあるモードセレクタを使います。JetBrainsのプラグインはIDEのターミナルでClaude Codeを動かすため、CLIと同じくShift+Tabか--permission-modeで切り替えると公式に書かれています。

プランモード中にできること|シェルコマンドの扱いは3パターン

計画中のシェルコマンドの扱いとは、プランモードでClaudeが調査のために実行するコマンドに、確認が入るか自動で承認されるかが環境で変わることを指します。

公式ドキュメントは、計画中のシェルコマンドの扱いはセッションの状況によって変わり、次の3つのうち最初に当てはまるものが適用されると説明しています(Choose a permission mode)。

状況 計画中のシェルコマンド
バイパス権限が使えるインタラクティブなターミナルセッション 分類器も確認プロンプトも計画中のコマンドには適用されない
自動モードが使え、useAutoModeDuringPlan設定がオン(既定でオン) 分類器がコマンドを確認し、承認されたものは実行、拒否されたものはブロックされる。重要パスの削除は対象外
自動モードが使えない、またはuseAutoModeDuringPlanがオフ 組み込みの読み取り専用セットの外にあるコマンドは確認プロンプトが出る

3行目の「組み込みの読み取り専用セット」に何が入るかは、権限の公式ページに一覧があります(Configure permissions)。表のとおり、プランモードは「何も実行しないモード」ではなく、調べるためのコマンドは環境に応じて実行されます。逆に言えば、計画中でもコマンドの確認が出る場面があり、それは故障ではなく設定どおりの動作です。

仮の例として、設定ファイルの整理を頼んだとき、Claudeがlsやcatのような読み取り系のコマンドで現状を調べ、その結果をもとに「このファイルとこのファイルの項目が重複している」という計画を書く流れになります。計画の段階では、ファイルの中身を書き換えるコマンドは承認前に実行されません。

計画ができたあと|承認画面の3つの選択肢

計画の承認画面とは、Claudeが計画を提示したあとにどう進めるかを選ぶ画面のことで、承認のしかたによって次の権限モードが決まります。

公式ドキュメントによると、計画ができるとClaudeはそれを提示し、どう進めるかを尋ねます。選べるのは次の3つです(Choose a permission mode)。

選択肢 起こること
Yes, and use auto mode 承認して自動モードで開始する
Yes, manually approve edits 承認して、各編集を1つずつ自分で確認する
No, keep planning プランモードにとどまり、変更してほしい点を伝える

表1行目の表示は環境で変わります。自動モードがセッションで使えない場合は「Yes, auto-accept edits」と表示され、バイパス権限を有効にして起動していた場合は、そのセッションをバイパス権限に切り替える旨の文言になると公式に書かれています。承認すると、プランモードを抜けて、各選択肢が示すモードに切り替わり、Claudeが編集を始めます。

公式には、計画を承認するとそのセッションに計画をもとにした自動生成のタイトルが付くとも書かれています。ただし、すでにセッションに名前を付けている場合は付きません。セッション名の付け方や再開については、Claude Codeのセッション管理|–resumeで会話を再開する方法が参考になります。

「No, keep planning」は、計画の方向が違っていたときの選択肢です。仮の例として、Claudeが「設定を1つのファイルに統合する」と提案したものの、実際には環境ごとにファイルを分けたい場合、この選択肢で「環境ごとの分割は残したい」と伝え直せます。承認前なら、やり直しのコストはテキストのやり取りだけで済みます。

Ctrl+Gで計画を直接編集する

計画の直接編集とは、提示された計画をテキストエディタで開き、自分で書き換えてからClaudeに実行させる操作のことです。

公式ドキュメントによると、Ctrl+Gを押すと提案された計画が既定のテキストエディタで開き、Claudeが進める前に直接編集できます(Choose a permission mode)。チャットで「ここを直して」と何往復も伝えるより、不要な手順の行を消したり、順序を入れ替えたりするほうが早い場面で向いています。

さらに、showClearContextOnPlanAcceptという設定を有効にすると、承認の選択肢の先頭に、計画を承認すると同時に計画づくりの文脈をクリアする選択肢が加わると公式に書かれています(Choose a permission mode)。調査のために長いやり取りをしたあと、実装は計画だけを手がかりに新しい文脈で始めたい場合の選択肢です。

仮の例として、計画に「設定ファイルAとBを統合する」「ファイルCを削除する」という2つの手順があり、削除はまだ早いと感じたとします。Ctrl+Gでエディタを開いて削除の行だけを消し、保存して戻れば、統合だけを実行させられます。ただし、編集した計画がClaudeにどう取り込まれるかの細部は公式の記述の範囲を超えるため、重要な変更では承認後の最初の動きを確認すると安心です。

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プランモードを使う場面と、使わなくてよい場面

プランモードの使いどころとは、変更の影響が広く事前に方針を確認したい作業と、手順が自明で確認が要らない作業を見分けることです。

公式ドキュメントは、プランモードを「変更前にコードベースを調べたい場面」に向くモードとして位置づけ、変更がディスクに触れる前に確認したい作業に使うよう示しています(Choose a permission mode)。この位置づけをもとに、使い分けの目安を整理します。以下は公式の記述を踏まえた筆者の整理であり、公式がこの基準を定めているわけではありません。

場面 プランモードの向き不向き 理由
複数ファイルにまたがる変更 向いている どのファイルを触るかを先に確認できる
見慣れないコードベースの調査 向いている 編集なしで読み取りと調査だけを任せられる
設計方針が複数ありうる修正 向いている 計画の段階で方針を選び直せる
1行の誤字修正 不要になりやすい 計画を読む手間のほうが大きい
手順が明確な定型作業 不要になりやすい acceptEditsなどで進めたほうが早い

調査の負荷が大きい場合は、サブエージェントに調べさせて結果だけを受け取る方法も組み合わせられます。公式の作業手順ページには、大きなコードベースの探索は文脈を圧迫するため、探索を委任して調査結果だけを返してもらう使い方が載っています(Common workflows)。具体的な作り方はClaude Codeのサブエージェント使い方で解説しています。

仮の例として、変更が3ファイル以上に及びそうなときは/planで計画を出してもらい、1ファイルの小さな修正なら最初からManualで頼む、といった切り分けを自分のルールにしておくと、計画を読む手間を必要な場面に絞れます。

プランモードを既定にする設定|defaultModeとVS Code

既定の権限モードとは、新しいセッションを始めたときに最初から適用されるモードのことで、プランモードを既定にすると毎回計画から始められます。

公式ドキュメントによると、プロジェクトのターミナルセッションでプランモードを既定にするには、.claude/settings.jsonでdefaultModeをplanに設定します(Choose a permission mode)。設定ファイルの形は次のとおりです。

{
  "permissions": {
    "defaultMode": "plan"
  }
}

ただし、VS Code拡張機能が始める会話は、開始時の権限モードについてプロジェクトの設定を読みません。そこでは、VS Codeのユーザー設定でclaudeCode.initialPermissionModeをplanに設定すると公式に書かれています。範囲ごとの設定先は次のとおりです。

範囲 設定する場所
1回のセッションだけ claude --permission-mode plan
このマシンの端末セッションすべて ~/.claude/settings.jsonのpermissions.defaultMode
1つのプロジェクトの端末セッション プロジェクトの.claude/settings.jsonのpermissions.defaultMode
組織の端末セッション 管理設定のpermissions.defaultMode

この表は、公式の「Start in a different permission mode」の内容を、プランモードを既定にする場合に読み替えたものです。設定ファイルの置き場所や優先順位は権限設定の解説記事とあわせて確認すると整理しやすくなります。なお、プロジェクトの設定に書いた値のうち、ターミナルではautoとbypassPermissions以外が有効で、この2つは有効にならないと公式に書かれています。planは有効になる側の値です。

起動時のモードが決まる順番|フラグ・設定ファイル・組み込みの既定

起動時のモードの決まり方とは、新しいセッションがどの権限モードで始まるかを、フラグ、設定ファイル、組み込みの既定の順に当てはめて決める仕組みのことです。

公式ドキュメントでは、ターミナルで新しいセッションを始めるとき、次のうち最初に当てはまるものから権限モードが選ばれると説明されています(Choose a permission mode)。

  1. --permission-modeフラグ、または--dangerously-skip-permissions
  2. 設定ファイルのpermissions.defaultMode
  3. 組み込みの既定

つまり、設定ファイルでdefaultModeをplanにしていても、起動時に別のモードをフラグで指定すればフラグが優先されます。組み込みの既定は、ターミナルとVS Codeでは、Claude Code v2.1.283以降ならautoだと公式に書かれています。つまり、何も設定していない環境では、プランモードから始まるわけではなく、自動モードが使える場合は自動モードから始まる点に注意が必要です。プランモードを標準の入口にしたいなら、前節の設定が必要になります。

バージョンによって挙動が異なる点は、実際の環境でも確認が必要です。ステータスバーの表示は、自分のセッションがいま何のモードかを知る最も手軽な手がかりです。使用しているバージョンが公式の記述の前提より古い場合は、組み込みの既定がManualになる場合があると公式に書かれているため、期待どおりに始まらないときは、まずバージョンとステータスバーを確認してください。

他の操作との組み合わせ|計画→実装→巻き戻しの流れ

計画から実装への流れとは、プランモードで方針を固めたあとに実装へ進み、結果が期待と違った場合に巻き戻しで戻す一連の作業の組み立て方のことです。

プランモードは承認前に編集が行われないため、事前の安全策として使えます。一方で、承認後の編集はClaudeが実行します。承認後に結果が期待と違った場合の戻し方としては、Claude Codeにはチェックポイントと/rewindがあります。手順はClaude Codeの/rewind使い方|チェックポイントで巻き戻す手順で解説しています。計画で防ぎ、実装後に問題が出れば巻き戻す、という二段構えです。

プロジェクトで毎回守ってほしい前提は、計画のたびに説明し直すより、Claude CodeのCLAUDE.md書き方にまとめておくほうが効率的です。計画の質は、Claudeが読めるプロジェクトの前提に左右されるためです。

プランモードは、非対話実行とも組み合わせられます。公式ドキュメントでは、--permission-modeフラグは-pの非対話実行でも使えると書かれています(Choose a permission mode)。非対話実行の基本はClaude Codeのヘッドレスモードとはにまとめています。

仮の例として、「計画を出す→内容を読んで承認→実装→テスト→結果が違えば巻き戻して計画に戻る」という流れを1つの作業単位として決めておくと、どこで判断するかが明確になります。各段階で人が確認する場所を、承認画面とテスト結果の2か所に絞れるのが利点です。

セッションを再開したときのプランモード

再開時の権限モードとは、過去の会話を呼び出したときにどのモードで始まるかのことで、プランモードで終わったセッションでも再開の方法によって扱いが変わります。

公式ドキュメントのセッションに関するページによると、プランモードで終わったセッションをターミナルから再開した場合は、新しいセッションが始まるときの権限モードで再開されます(Work with sessions)。つまり、プランモードは引き継がれません。一方、VS Codeの会話パネルから再開した場合は、プランモードで再開されると表に書かれています。ただしVS Codeには例外があり、詳細はVS Codeのページに委ねられています。

終了時のモード 再開方法 再開後のモード
plan ターミナル 新しいセッションが始まるときのモード
plan 非対話(条件を満たす場合) プランモード
plan VS Code プランモード(VS Codeのページ記載の例外あり)

非対話のclaude -p --resumeや--continueでプランモードのまま再開できるのは、--permission-prompt-toolを渡し、--permission-prompts noneを渡さないなど、公式が挙げる条件をすべて満たす場合だけです。条件にはほかに、--permission-modeや--dangerously-skip-permissionsを渡さないこと、--fork-sessionを渡さないことが含まれます。また、プランモードの復元には、非対話とVS Codeの経路でClaude Code v2.1.246以降が必要と書かれています。

実務上の注意として、計画の途中でセッションを閉じて翌日再開するような使い方では、ターミナルならプランモードに戻らないため、再開後に自分でShift+Tabか/planで入り直す必要があります。再開の基本操作はセッション管理の記事で確認してください。

保護されたパスへの書き込みとプランモード

保護されたパスとは、リポジトリの状態やClaude自身の設定を誤って壊さないよう、一部のモードを除いて自動承認されない書き込み先のことです。

公式ドキュメントによると、保護されたパスへの書き込みは、bypassPermissionsモードと、バイパス権限が使えるインタラクティブなターミナルでのプランモードを除いて、自動承認されません(Choose a permission mode)。プランモードの場合の扱いは、次のとおり公式の表に書かれています。

モード 保護パスへの書き込み
default、acceptEdits 確認プロンプトが出る
plan バイパス権限が使えるインタラクティブなターミナルでは許可。それ以外は、計画中に自動モードが使えるなら分類器へ回され、使えないなら確認プロンプトが出る
auto 分類器へ回される
dontAsk 拒否される
bypassPermissions 許可される

また、permissions.allowルールは保護パスへの書き込みを事前承認しないと公式に書かれています。安全確認が許可ルールの評価より先に行われるためです。たとえば~/.claude/settings.jsonにEdit(.claude/**)を書いても、モードごとの結果は変わりません。計画で「.claude配下の設定を書き換える」と提案された場合は、承認後の編集で確認が出る可能性があるため、意図した動きかどうかを承認前に計画の文面で確かめておくと安全です。

こうした書き込み前後の安全確認を自分で拡張したい場合は、フックという別の仕組みがあります。Claude Codeのフック(hooks)の使い方で、設定の書き方とイベントを確認できます。

Web・モバイルとデスクトップでの違い

公式ドキュメントによると、claude.ai/codeやモバイルアプリのクラウドセッションで選べるモードは、Accept edits、Plan、Autoです。クラウドセッションはモードにかかわらずファイル編集を事前承認するため、ドロップダウンにはManualの代わりにAccept editsが表示されます(Choose a permission mode)。自分のマシンで動くRemote Controlセッションでは、自分で開始したセッションならManual、Accept edits、Planが選べ、AutoやBypass permissionsは選べません。

デスクトップアプリでは、モードセレクタで選んだモードがフォルダごとに記憶され、そのフォルダではdefaultModeより優先されます。ただしPlanは例外で、選んでも現在のセッションにだけ適用されると公式に書かれています。VS Codeでも、PlanまたはBypass permissionsを選んだ場合は、その会話にだけ適用されます。

この違いから言えるのは、「前回プランで作業したから、今回も自動的にプランから始まる」とは限らないという点です。毎回プランから始めたい場合は、デスクトップやVS Codeでも、設定による既定の指定が必要になります。Web版そのものの始め方や制限はClaude Code Web版の使い方で整理しています。

仮の例で通す、設定ファイル整理の計画から承認まで

通しの手順とは、プランモードに入ってから計画の確認、修正、承認、実装までを1つの流れとして実行する具体的な順序のことです。

ここまでの内容を、仮の例で1つの流れにまとめます。あるプロジェクトで、複数の設定ファイルに同じ項目が散らばっており、整理したい状況を想定します。以下は公式ドキュメント(Choose a permission mode)の操作を並べ替えたもので、設定ファイルの中身や数値は仮のものです。

  1. プロンプトの先頭に/planを付けて、「設定ファイルの重複項目を整理したい。変更するファイルと変更内容を計画として出して」と依頼する
  2. Claudeがファイルを読み、必要な読み取りコマンドを実行して調べ、計画を書く
  3. 計画の文面を読み、削除や統合の対象が意図どおりかを確認する
  4. 修正したい箇所が少なければCtrl+Gで計画をエディタで直接編集し、方向から変えたいなら「No, keep planning」で理由を伝える
  5. 問題なければ、承認画面で「Yes, manually approve edits」か「Yes, and use auto mode」を選ぶ
  6. 実装が始まったら、ステータスバーのモード表示が承認で選んだモードに変わっていることを確認する
  7. 結果が期待と違えば、チェックポイントで戻し、/planから計画をやり直す

5番目の選択では、重要な設定ファイルを含む作業なら、各編集を1つずつ確認できる「Yes, manually approve edits」を選ぶと、計画と実際の編集が一致しているかを見比べられます。慣れた作業で計画に納得しているなら、自動モードを選んでも構いません。ただし、公式は自動モードについて、安全を保証するものではなく、方向性を信頼できる作業向けだと注意しています。

この流れは、1つのプロジェクトで何度か試して、自分に合う承認の選び方を見つけるのが現実的です。作業を並行して進めたい場合は、Claude Codeのworktree使い方のように作業ツリーを分ける方法もありますが、まずは1本の流れでプランモードに慣れてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. プランモード中は、本当にファイルが一切変更されませんか。
公式ドキュメントでは、プランモードのClaudeはソースを編集せず、バイパス権限が使えるインタラクティブなターミナルセッションを除いて、計画を承認するまで編集がブロックされると説明されています(Choose a permission mode)。バイパス権限を有効にして起動した場合は例外があるため、そうした起動方法を使っているかどうかを確認してください。
Q2. プランモードからManualに戻すには、どうすればよいですか。
計画を承認すると、承認の選択肢が示すモードに切り替わります。承認せずに出たい場合は、もう一度Shift+Tabを押すと、計画を承認せずにプランモードから出られると公式に書かれています。
Q3. /planとShift+Tabは、どう使い分ければよいですか。
公式では、/planは1回分のプロンプトの先頭に付ける方法として示され、Shift+Tabはモードを循環させる方法として示されています。1回だけ計画を出させたいときは/plan、しばらく計画中心で進めたいときはShift+Tabが目安です。
Q4. プランモードを毎回の既定にできますか。
できます。ターミナルでは、プロジェクトの.claude/settings.jsonでdefaultModeをplanにします。VS Codeでは、ユーザー設定のclaudeCode.initialPermissionModeをplanにします。VS Code拡張機能は、開始時のモードについてプロジェクトの設定を読まない点に注意してください。
Q5. ターミナルで計画の途中にセッションを閉じて再開すると、プランモードに戻りますか。
公式のセッションのページでは、プランモードで終わったセッションをターミナルから再開した場合、新しいセッションが始まるときの権限モードで再開されると説明されています(Work with sessions)。戻したい場合は、再開後にShift+Tabか/planで入り直してください。
Q6. 計画を読んで承認したあと、結果が期待と違ったら、どうすればよいですか。
承認後の編集が思っていたものと違った場合は、チェックポイントの機能で戻せます。手順は/rewindの解説記事にまとめています。戻したあとは、/planで計画の前提を変えてやり直す方法が使えます。

まとめ|プランモードは「入り方」「承認のしかた」「既定」の3点を決めて使う

プランモードは、Claude Codeに調査と計画づくりだけを任せ、承認するまでソースの編集を止められる権限モードです。入り方は、Shift+Tab、/plan、claude --permission-mode planの3通りで、ステータスバーの⏸ plan mode onで状態を確認できます。

計画の承認画面では、自動モードで進める、各編集を手動で承認する、計画を続ける、の3つから選べます。Ctrl+Gで計画を直接編集することもできます。毎回計画から始めたいなら、ターミナルでは.claude/settings.jsonのdefaultMode、VS CodeではclaudeCode.initialPermissionModeで既定にします。

注意点は、ターミナルで再開したセッションはプランモードを引き継がないこと、保護されたパスへの書き込みには別の確認が働くこと、クラウドや各アプリで選べるモードの範囲が異なることです。まずは変更の影響が広い作業で/planを1回試し、承認画面でどれを選ぶかを自分の基準にしていくところから始めてみてください。

Claude Code全体の入門から確認したい場合は、Claude Code 使い方|インストール・5つの機能を初心者向けに解説が入口になります。使用量が気になる場合はClaude Codeの使用量とコストの確認方法もあわせて参考にしてください。

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この記事を書いた人

株式会社S.Line 代表取締役。偏差値39から起業し、AIとSNSの活用で「普通の人」が成果を出す方法を発信。

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